スイスのデスコアバンドPaleface Swiss、ハロウィン公演でSlipknotに捧ぐ壮絶トリビュート
スイスのデスコアバンドPaleface Swissが、ドイツ・ゲッピンゲンのCore Festでハロウィン公演を行い、Slipknotの名曲3曲をフルコスチュームでカバー。圧倒的なエネルギーでメタルの伝説に捧ぐパフォーマンスを披露した。
写真:Morten Jensen、CC BY 2.0、ウィキメディア・コモンズより。トリミングし単色で印刷。
スイスのデスコアバンドPaleface Swissが、ハロウィン公演をSlipknotへの本格的なトリビュートに変え、圧巻のパフォーマンスを披露した。10月31日、ドイツ・ゲッピンゲンのEWSアリーナで開催されたCore Festのヘッドライナーとして、バンドはSlipknotの代表曲3曲をフルコスチュームで演奏。その迫力あるステージは観客を魅了した。
公演はSlipknotの不気味なイントロ曲『742617000027』で幕を開け、一気に緊張感を高めた。そして幕が落ちると、5人のメンバーが赤い作業服とオリジナルのSlipknotマスクを身にまとい、一気に『(sic)』、『People = Shit』、『Psychosocial』の3曲を演奏。それぞれが異なるSlipknotメンバーを演じた: - フロントマンのMarc ‘Zelli’ Zellwegerは、Corey Taylorのドレッドヘア付きオリジナルマスクを着用。 - ギタリストのYannick Lehmannは、Mick Thomsonのスチールプレートマスクを装着。 - ベーシストのTommy Leeは、Paul Grayの象徴的な豚マスクを着用。 - ドラマーのLuigi Paraventiは、故Joey Jordisonの役を演じた。
Paleface Swissが『People = Shit』をカバーしたのはこれが初めてではない。10月初旬にはメキシコシティやダラスの公演でも披露しており、Slipknotへのリスペクトを示していた。フロントマンのZelliは、Slipknotが自身の音楽的ルーツに大きな影響を与えたと語る。2025年のMetal Hammerのインタビューでは、「感情を言葉にするのは苦手だった。スイスの街を歩きながら、この攻撃的な音楽を聴いていると、気持ちが楽になった」と明かしている。
また、Zelliは2025年にSlipknotと同じフェスに出演した際のエピソードも披露。「Clownのグリーンルームのすぐ隣にいて、『すみません、部屋に入れますか?』と言われた。声をかける勇気なんてなかったよ」と当時を振り返った。
このハロウィン公演は、デスコアのエネルギーとヌーメタルのノスタルジアが融合した、両バンドのファンにとって刺激的な瞬間となった。公式の完全版映像はまだ公開されていないが、SNS上には興奮の瞬間を捉えた映像が出回っている。
なぜこのパフォーマンスが重要なのか
- 唯一無二のトリビュート:Paleface Swissのパフォーマンスは、単なるカバーではなく、視覚的にも音響的にもSlipknotへのオマージュを徹底したものだった。
- デスコアとヌーメタルの融合:スイスバンドの攻撃的なスタイルは、Slipknotのグルーヴ感あふれる楽曲と完璧にマッチし、新鮮でありながら懐かしい体験をファンに提供した。
- メタル史への敬意:Slipknotの初期の美学を再現することで、Paleface Swissはアイオワ出身のバンドのデビューアルバム『Iowa』が持つ不朽の影響力を改めて浮き彫りにした。
Paleface Swissの今後は?
ハロウィン公演後のツアー日程はまだ発表されていないが、高エネルギーのライブとジャンルを超えたサウンドで、デスコアシーンにおける注目株であることは間違いない。今後もオリジナル楽曲や予想外のトリビュートなど、さらなる驚きを期待させるバンドだ。
今のところ、このハロウィン公演はメタルファンにとって忘れられない瞬間として、ヘヴィミュージックの世代をつなぐ貴重な出来事となった。
ファンが気になる質問
- Paleface Swissとは?
- Paleface Swissは、スイス出身のデスコアバンド。攻撃的なサウンドとエネルギッシュなライブパフォーマンスで知られ、ジャンルを超えたスタイルで注目を集めている。
- Paleface Swissはハロウィン公演でどのSlipknotの曲をカバーした?
- Paleface Swissは、『(sic)』、『People = Shit』、『Psychosocial』の3曲をフルコスチュームで演奏。ドイツでのハロウィン公演でSlipknotへのトリビュートを披露した。
- Paleface Swissは以前にもSlipknotの曲をカバーしたことがある?
- はい。Paleface Swissは10月初旬にメキシコシティとダラスの公演で『People = Shit』を演奏しており、Slipknotへのリスペクトを示していた。
あわせて読みたい
Sparrow (麻雀), CC BY-SA 4.0Skindred、アレキサンドラ・パレスで初の全英1位を獲得 – 歴史的なハロウィーン・ショー
2026年11月1日、Skindredが初の全英1位アルバムを記念し、ロンドンのアレキサンドラ・パレスでハロウィーンをテーマにした歴史的なショーを開催。ウェールズ出身のバンドがヘッドライナーを務め、SpineshankやAlien Ant Farmがサポートを担当した。
メタリカ、ターンスタイルをサポートに誘うも辞退される——ヘトフィールドが語る理由とは
ジェイムズ・ヘトフィールドが明かした、メタリカがターンスタイルをM72ツアーのサポートに誘ったものの、ボルチモアのハードコアバンドが辞退したエピソード。ヘトフィールドはターンスタイルのライブエネルギーと独立した成功を称賛した。
メタリカ、ターンスタイルがスタジアムツアーのオファーを辞退したことを明かす
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドが、急成長中のハードコアバンド、ターンスタイルが2027年の北米スタジアムツアーへの参加オファーを辞退したことを明かした。ターンスタイルは独自の道を歩むことを選んだという。