ブリンク-182のトム・デロング、パドレスファンの歌声に感動「オール・ザ・スモール・シングス」
ブリンク-182のトム・デロングが、2026年10月6日のプレーオフで4万3000人のパドレスファンが「オール・ザ・スモール・シングス」を熱唱する姿に感動。サンディエゴとの深い絆を改めて示す瞬間となった。

写真:Journalist 2nd Class Denny Lester、Public domain、ウィキメディア・コモンズより。トリミングし単色で印刷。
2026年10月6日、サンディエゴ・パドレスの本拠地ペトコ・パークで、4万3000人のファンが一斉にブリンク-182のヒット曲『オール・ザ・スモール・シングス』を歌い上げた。8回表、地元チームがリードを保つ中、スタジアム全体が一体となって生まれたこの瞬間は、ポップパンクの象徴的存在であり、生粋のパドレスファンでもあるトム・デロングにとって、忘れられない思い出となった。
スタジアムの伝統が特別な瞬間に
パドレスは、8回にリードしている際に『オール・ザ・スモール・シングス』を流すのが恒例となっている。これは、野球と音楽が融合したサンディエゴならではの伝統だ。1992年に近郊のポウェイで結成されたブリンク-182は、長年この街の文化の一部として愛されてきた。しかし、この日の瞬間は特別だった。放送カメラは、フィールド近くの席で涙を拭うデロングの姿を捉え、FOXスポーツのアナウンサーは「ミュージシャンにとってのワールドシリーズ」と表現。アーティストの作品が、これほど大規模かつ自然な形で共感を呼ぶ瞬間は珍しい。
デロングは、この熱気に応えるように、イエローのタオルを振り回し、曲の象徴的なフレーズ「Work sucks! I know」を叫び、メタルのハンドサインを披露。スポーツと音楽のファンが一体となる、稀有な光景を作り出した。
この瞬間が意味するもの
ブリンク-182のファンにとって、このシーンはバンドの不朽のレガシーを改めて実感させるものだった。1999年のアルバム『エネマ・オブ・ザ・ステイト』から生まれた『オール・ザ・スモール・シングス』は、ポップパンクの黄金期を象徴する曲としてBillboard Hot 100で最高6位を記録。メンバーの入れ替わりや活動休止を経ても、彼らの音楽はミレニアル世代の心に深く刻まれている。デロングの涙は、音楽がコミュニティに愛されることで、いかに個人的な感情を呼び起こすかを物語っていた。特に、サンディエゴの野球ファンのように情熱的な集団にとってはなおさらだ。
1998年以来ワールドシリーズから遠ざかるパドレスは、ファンを盛り上げるための工夫を重ねてきた。『オール・ザ・スモール・シングス』を応援歌として採用したのもその一環。デロングもこの愛に応え、これまでにフィールドで歌唱をリードしたり、自身のブランド「To the Stars」を通じてパドレスの限定グッズを展開したりしてきた。今回の試合観戦も、まだ優勝経験のないチームへの熱いエールとなった。
ブリンク-182の今後は?
2026年10月現在、ブリンク-182は新アルバムの発表やツアーの予定はないが、2027年夏にはヨーロッパツアーを控えている。チェコの「Rock for People」、ドイツの「Rock im Park」「Rock am Ring」など、大型フェスティバルへの出演が決定。しかし、当面はデロングの関心は音楽と野球に二分されているようだ。パドレスのプレーオフは10月7日の第4戦に続き、デロングとチームにとって歴史的な瞬間が訪れる可能性もある。
この感動を追体験したいファンは、2027年のライブでブリンク-182をチェックしよう: - Rock for People(チェコ) - Rock im Park(ドイツ) - Rock am Ring(ドイツ)
それまでは、サンディエゴの野球場で『オール・ザ・スモール・シングス』が流れる瞬間を楽しみに待つのも一興だ。音楽とスポーツが最高の形で交差する瞬間を、ぜひ体験してほしい。
ファンが気になる質問
- なぜサンディエゴ・パドレスはブリンク-182の『オール・ザ・スモール・シングス』を流すの?
- パドレスは、8回にリードしている際に『オール・ザ・スモール・シングス』を流すのが伝統。これは、野球と音楽が融合したサンディエゴの文化を象徴するもので、特にブリンク-182が近郊のポウェイで結成されたこともあり、地元の音楽として親しまれている。
- トム・デロングはこれまでにパドレスの試合でパフォーマンスしたことはある?
- はい。デロングは熱狂的なパドレスファンとして知られ、『オール・ザ・スモール・シングス』のフィールドでの合唱をリードしたり、始球式を行ったりしている。また、自身のブランド「To the Stars」を通じて、パドレスの限定グッズも展開している。
- ブリンク-182の次回ツアーはいつ?
- 2026年の残りの予定はないが、2027年夏にヨーロッパツアーを実施予定。チェコの「Rock for People」やドイツの「Rock im Park」「Rock am Ring」など、大型フェスティバルへの出演が決定している。
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