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レッド・ツェッペリン「天国への階段」が『ナルニア国物語』予告編で初公開

レッド・ツェッペリンが数十年にわたる拒否を経て、2026年2月公開の『ナルニア国物語:魔術師のおい』予告編に「天国への階段」の使用を許諾。バンドにとって初の快挙となる。

Led Zeppelin

写真:Unknown authorUnknown author、Public domain、ウィキメディア・コモンズより。トリミングし単色で印刷。

伝説のロック・アンセム、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」がついに銀幕に登場——少なくとも予告編という形で。長年映画での使用を拒んできたこの名曲が、Netflix製作のファンタジー映画『ナルニア国物語:魔術師のおい』の最新予告編を彩る。グレタ・ガーウィグ監督によるこの作品は、2026年2月12日に公開予定で、音楽に対して非常に慎重なバンドが珍しく譲歩した瞬間となる。

数十年にわたり、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」のライセンス許諾に対する姿勢は揺るがなかった。1971年のアルバム『Led Zeppelin IV』の代表曲であり、文化的な象徴となったこの曲は、映画界でも「幻の一曲」とされてきた。キャメロン・クロウやマイク・マイヤーズなどの映画監督が使用を試みたが、いずれも拒否されている。マイヤーズの『ウェインズ・ワールド』(1992年)では、店員が「NO Stairway to Heaven」の看板で演奏を止めるシーンでその拒否姿勢をパロディ化したが、このジョークはホームビデオ版ではカットされ、ライセンス問題でお蔵入りとなった。同様に、クロウの『あの頃ペニー・レインと』(2000年)でも、この曲が使われるはずだった重要シーンが削除され、ファンはその効果を想像するしかなかった。

しかし、『ナルニア国物語:魔術師のおい』の予告編がその状況を一変させた。リミックスされた「天国への階段」が約3分間の予告編を支え、ロバート・プラントのボーカルにはリバーブが効き、ジミー・ペイジのギターソロはドラマチックに強調されている。この選曲は偶然ではない。バービーや『リトル・ウィメン』で知られるガーウィグ監督は、この曲を「精神的な旅を描く叙事詩」と表現し、C・S・ルイスの原作のテーマと重なると説明した。『ローリング・ストーン』誌のインタビューでは、ルイスとJ・R・R・トールキンのファンであるプラントとペイジが、映画の初期カットを見た後に使用を承諾したことを明かしている。ペイジはガーウィグを「クリエイティブで鋭い」と評し、彼女のビジョンに賛同したという。

レッド・ツェッペリンはこれまで他の曲のライセンスを許諾したことはある——『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)での「移民の歌」や『アルゴ』(2012年)での「堤防が決壊するとき」など——が、「天国への階段」だけはタブーとされてきた。今回の『ナルニア』予告編での使用許諾は、バンドの姿勢に変化があったことを示唆している。その背景には、原作との文学的なつながり、ガーウィグ監督の評判、あるいはNetflix製作という経済的な魅力があったのかもしれない。ファンは、本編でこの曲が使われるかどうかは2026年2月まで待たなければならないが、予告編での使用だけでも、ロックと映画の歴史に残る瞬間となった。

ファンにとっての意義

  • 50年ぶりの快挙:予告編での使用は、「天国への階段」が初めて大型映画にライセンスされた瞬間であり、半世紀にわたる映画界での「禁曲」状態に終止符を打つ。
  • 文学とのつながり:ロバート・プラントがC・S・ルイスとJ・R・R・トールキンを敬愛していることが、この曲が『ナルニア』映画に使われた背景にある。
  • ガーウィグ監督の手腕:この曲の使用許諾を得られたことは、ハリウッドでの彼女の影響力と、バンドの芸術性との共鳴を示している。

『ナルニア国物語:魔術師のおい』の見どころ

  • 公開日:2026年2月12日
  • 監督:グレタ・ガーウィグ(『バービー』『リトル・ウィメン』)
  • キャスト:ダニエル・クレイグ、キャリー・マリガン、エマ・マッキー、キアラン・ハインズ、そしてアスランの声にはメリル・ストリープ
  • 原作:C・S・ルイスの『ナルニア国ものがたり』シリーズ第1作

「天国への階段」の予告編での使用は、単なる音楽的な演出にとどまらない。ロックの神話とファンタジーの物語という、長年多くの人々を魅了してきた二つの世界を結ぶ架け橋となる。レッド・ツェッペリンのファンにとっては、この曲を新たな文脈で聴ける貴重な機会であり、映画ファンにとっては、ガーウィグ監督が音楽と物語を融合させる手腕を示す証となる。本編でこの曲が使われるかどうかはまだわからないが、予告編だけでも歴史的な瞬間となったことは間違いない。

ファンが気になる質問

なぜレッド・ツェッペリンはこれまで「天国への階段」のライセンスを許諾しなかったのか?
レッド・ツェッペリンは、自分たちの音楽に対して非常に保護的な姿勢を貫いており、「天国への階段」の使用を長年拒否してきた。映画『ウェインズ・ワールド』や『あの頃ペニー・レインと』、さらにはテレビ番組などからの使用依頼も断り続け、曲の芸術的な完全性を守ることを優先してきた。
なぜ『ナルニア国物語』の予告編で使用が許諾されたのか?
グレタ・ガーウィグ監督の熱意と、原作のC・S・ルイス——ロバート・プラントが敬愛する作家——とのつながりが大きな要因となった。ガーウィグ監督はバンドに予告編の初期カットを見せ、ジミー・ペイジとロバート・プラントは、この曲が物語の精神的なテーマに合致すると判断し、使用を承諾した。
「天国への階段」は本編でも使われるのか?
予告編での使用は確認されているが、本編で使われるかどうかは明らかになっていない。詳細は2026年2月の公開を待つしかない。

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