ジャック・ホワイトとストロークスのニック・ヴァレンサがLAで共演、ロックの奇跡を再現
ジャック・ホワイトが9月30日、ハリウッド・パラディウムでの公演でストロークスのギタリスト、ニック・ヴァレンサをサプライズゲストに招き、2曲を共演。一時休止中のヴァレンサとの貴重なロック復活劇が実現した。
写真:Erin Mc、CC BY 2.0、ウィキメディア・コモンズより。トリミングし単色で印刷。
ジャック・ホワイトとストロークスのギタリスト、ニック・ヴァレンサが9月30日、ロサンゼルスのハリウッド・パラディウムで予期せぬ共演を果たした。現在ストロークスを「一時休止」中のヴァレンサは、同会場で行われたジャック・ホワイトの2日間連続公演の初日ステージに飛び入り参加。4,000人を収容する伝説の会場で、二人は2000年代初頭のロックリバイバルシーンを彷彿とさせるパフォーマンスを披露した。
サプライズゲストとロックシーンの再来
ヴァレンサの登場はファンにとってまさに驚きだった。特に、ストロークスを一時休止中であることが発表されたばかりのタイミングでの出演は、多くの注目を集めた。1998年のバンド結成以来、ストロークスの中心メンバーとして活躍してきたヴァレンサは、ホワイトと共にザ・ラカンターズの2006年曲『Broken Boy Soldier』を演奏。さらに、ホワイトの2024年最新アルバム『No Name』から『Bless Yourself』を初披露し、ライブデビューを飾った。ステージ上では、オールマン・ブラザーズ・バンドを思わせるペンタトニックのギターバトルが繰り広げられ、観客を熱狂させた。
この共演は、ホワイトとヴァレンサの長年にわたる友情の最新章だ。二人の関係は2002年に遡る。当時、ホワイトはストロークスのラジオ・シティ・ミュージック・ホール公演やレディング・フェスティバルに出演し、『New York City Cops』を共演。今年もコーチェラで再会し、ホワイトはステージ上でストロークスへのエールを送り、バックステージでは記念撮影を楽しんだ。
ヴァレンサのストロークス休止が意味するもの
ヴァレンサがホワイトと共演した背景には、ストロークス内での立場に関する憶測が渦巻いている。バンドは5月にヴァレンサの「一時休止」を発表し、ロングウェイヴのフロントマン、スティーヴ・シルツが『Reality Awaits』ツアーでリズムギターを担当。ツアーは今月初めに終了したが、この休止劇はヴァレンサとストロークスのフロントマン、ジュリアン・カサブランカスの間に緊張関係があるとの噂を呼んでいる。カサブランカスは2023年11月のポッドキャストで、二人が「口をきいていない」状態であることを明かしていた。
ファンにとって、ヴァレンサがホワイトと共演したことは、ストロークスでの今後の役割について疑問を投げかけるものだ。バンド側は「一時的な休止」と説明しているが、ホワイトとの共演は、ヴァレンサがストロークス以外の音楽活動を続けていることを示唆している。
ジャック・ホワイトとストロークスの今後
ホワイトのハリウッド・パラディウムでの公演は10月1日にも開催され、ヴァレンサが再び登場する可能性もある。一方、ストロークスは『Reality Awaits』ツアー終了後、今後の予定を発表していない。両アーティストは今年、新アルバムを発表したばかりだ。ストロークスは6月に『Reality Awaits』、ホワイトは7月に『No Name』をリリースし、いずれも高い評価を受けている。
2000年代初頭のロックリバイバルシーンを支えた二人の共演は、当時を知るファンにとって懐かしさを感じさせるものだった。このパフォーマンスが今後も続くのか、それとも一夜限りのものなのかはまだわからないが、ロックシーンを牽引してきた二人の絆を改めて示す貴重な瞬間となった。
ファンへの実用情報
- ジャック・ホワイトの残りの公演:10月1日、ハリウッド・パラディウム(ロサンゼルス)。
- チケット:公式チケットページで購入可能。
- おすすめアルバム:
- ストロークス – 『Reality Awaits』(2024年)
- ジャック・ホワイト – 『No Name』(2024年)
- 会場情報:ハリウッド・パラディウム(6215 Sunset Blvd, Los Angeles, CA 90028)。
ファンが気になる質問
- ニック・ヴァレンサがストロークスのツアーに参加していない理由は?
- ヴァレンサは2024年5月に「一時休止」を発表。ストロークスはこの休止期間中、ロングウェイヴのスティーヴ・シルツがリズムギターを担当し、『Reality Awaits』ツアーを実施した。
- ジャック・ホワイトとニック・ヴァレンサはどの曲を共演した?
- ザ・ラカンターズの『Broken Boy Soldier』(2006年)と、ジャック・ホワイトの2024年アルバム『No Name』から『Bless Yourself』を初披露。二人のギタープレイの相性が光るパフォーマンスだった。
- ニック・ヴァレンサはストロークスに戻る?
- ストロークスはヴァレンサの休止を「一時的」と説明しているが、復帰時期は未定。最近のジャック・ホワイトとの共演は、バンド外での音楽活動を続けていることを示唆している。
あわせて読みたい
Thatcommonkid, CC BY-SA 4.0ジョン・メイヤー、2027年にラスベガス・スフィアで6夜のレジデンシー公演開催
グラミー賞受賞アーティストのジョン・メイヤーが、2027年4月にラスベガス・スフィアで6夜のレジデンシー公演を開催。ソロ、バンド、トリオ編成でのパフォーマンスが楽しめるこのイベントのチケットは10月9日発売開始。
digboston, CC BY 2.0マイケル・シャノン&ジェイソン・ナードゥシー、R.E.M.『ドキュメント』40周年を2027年ツアーで祝う
俳優マイケル・シャノンとミュージシャンのジェイソン・ナードゥシーが、2027年に北米ツアーを敢行。R.E.M.の『ドキュメント』を全曲演奏し、40周年を祝う。レアなゲスト出演やバンドの隠れた名曲にも注目。
Dan Shinneman, CC BY-SA 2.0テデスキ・トラックス・バンド、クロスローズ2026でクラプトン&メイヤーと共演の輝き
テデスキ・トラックス・バンドが2026年9月26日、オースティンのムーディ・センターで開催されたクロスローズ・ギター・フェスティバル初日を締めくくった。エリック・クラプトン、ジョン・メイヤー、トレイ・アナスタシオとのオールスター・ジャムを披露し、デレク・アンド・ザ・ドミノスの名曲でフィナーレを飾った。